今回は、韓国映画『パラサイト半地下の家族』の原作者は誰なのか?原作本や小説はあるのか?について紹介します。
韓国映画の「パラサイト半地下の家族」もう観ましたか?
韓国映画で初めてカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞し、アメリカのゴールデングローブ賞外国語映画賞も受賞。
さらにアカデミー賞4冠達成とすごい受賞歴をもつ話題性抜群の韓国映画です。
『パラサイト半地下の家族』に原作はあるのでしょうか?
原作者が誰なのか調べてみました。
少し実話に基づいた箇所があるようです。
また、『パラサイト半地下の家族』原作本や小説があるなら、読んでみたいと思う方も多いようなので、原作本や小説についても確認してみました。
韓国映画『パラサイト半地下の家族』の原作や小説が気になっている方は、是非最後までご覧ください。
もくじ
パラサイト韓国映画の原作者は誰?原作本ある?
『パラサイト 半地下の家族』試写会、最初から最後まで予想路線全裏切りしてくる、何処を切ってもネタバレになる超絶練り混みシナリオだったんですけど、
上映終わってからポン・ジュノ監督本人が出てくるとか予測出来ないわwww #パラサイト激ヤバ#パラサイト半地下の家族#何時日本に来たの pic.twitter.com/KGFp7y796C
— いちごま|1214塚口 (@ichigoma0226) November 7, 2019
韓国映画『パラサイト半地下の家族』はとても面白いストーリーなので、「小説や漫画などの原作があるのかな?」とも思いましたが、パラサイトに原作はありませんでした。
『パラサイト半地下の家族』は、監督ポン・ジュノの完全オリジナルです。
原作者は、監督ポン・ジュノです。
脚本もポンジュノが手掛けているので、原作本も存在しません。
ポン・ジュノも、若い頃に半地下のアパートに暮らしたり、お金持ち家庭の家庭教師をしたことがあるそうです。
その家庭教師は当時の彼女(現在の奥様)の紹介だったものの、苦手な数学の家庭教師だったのですぐバレてクビになってしまいましたが、生活レベルの違いに驚いたそうです。
『パラサイト半地下の家族』は、ポン・ジュノの実体験・実話が基礎となって生まれたといっても良さそうな映画ですね。
半地下の家は韓国では普通?
そして、これもまた、韓国の成長を支えたもの。
半地下室。
窓から見える、雑草、轍、土埃…。
街の「足元」にあるその湿った部屋から、いろんな「思い」が飛び立っていったのだろう。お疲れ様、南仁川。#南仁川にて pic.twitter.com/jfEwJ88wqt
— せき のりかず (@kotonoha_s) February 25, 2018
パラサイトでキム一家が暮らす半地下の家は、日本では考えられない住居形態ですが、韓国では普通に存在する賃貸物件です。
完全な地下部屋ではなく、上半分は地上で下半分が地下に埋まっていて、外に面している窓は地面の高さなので、外の風景は人の足下、犬や猫と同じ目線です。
南北戦争の時に防空壕の役割も兼ねて半地下部屋を作るよう義務づけられていたので、古い建物には半地下がある住居が多いそうです。
ですが、日当たりも悪く結露やカビで不衛生、防犯面やプライバシー面など多くの問題があり居住には適さないので、家賃の安い賃貸物件となり、現在では貧困層の居住空間となっています。
※2015年の韓国政府の人口住宅総調査では、全世帯の1.9%の世帯が、地下または半地下に住んでいます。
映画パラサイト内の半地下住居は実在する?
パラサイトの貧乏描写が最高。おんぼろトイレに給湯器とシャワー。シャンプーに干した下着。剥がれたタイル。美術さん✨すごいなぁ。 pic.twitter.com/V7HQMFzo6N
— キミー (@tmdadda) May 28, 2019
映画パラサイトの撮影では、プールを利用して半地下住居が作られています。
実在する住居ではありませんが、光の入り方や電気の色など実在する半地下と同じように細部まで作り込まれているそうです。
映画内では家の1番高いところにトイレがあって印象的でしたが、半地下では水圧が低く逆流を防ぐためという理由があります。
視覚的にすごく違和感がありますが、全ての半地下が同じではないものの、トイレの位置が部屋の中で一番高い半地下住居は一般的だそうです。
半地下住居と高台の家・・・韓国の格差社会が色濃く出ていますね。
パラサイト韓国映画の小説はある?
パラサイト半地下の家族見た
うわぁぁぁぁぁぁ
最初は笑ってたんだけど、だんだん笑えなくなって、最後はうわぁぁぁぁぁぁだった
なんちゅー映画だ! pic.twitter.com/kzxEKEP095— 外薗昌也@鬼畜島 パンプキンナイト 闇異本 犬神連載中 (@hokazonomasaya) July 22, 2020
日本では、原作がない映画がヒットすると、映画を小説にすることがよくありますよね。
映画を観てから小説を読むと、映画では気付いていなかった細部まで表現されていて新たな感動も味わえます。
逆に、小説では映画の世界観が巧く表現されていなくて、不満を感じることもありますが・・・。
韓国映画『パラサイト半地下の家族』も原作本がないのであれば、小説がでてもおかしくないと思い探してみました。
ですが、『パラサイト半地下の家族』の小説は見つかりませんでした(><)
これだけの話題作ですから、小説化すれば世界中でヒットしそうなのに・・・
韓国映画は小説にはしない文化なのかもしれませんね。
パラサイト脚本集・メイキング本
小説ではありませんが、『パラサイト半地下の家族』に関する本を3種類発見しました!
- パラサイト 半地下の家族 公式完全読本
- 寄生上流(韓国映画「パラサイト 半地下の家族」脚本集・中国語版)
- 寄生上流(韓国映画「パラサイト 半地下の家族」絵コンテ集・中国語版)
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『パラサイト 半地下の家族 公式完全読本』は小説ではなく、セットや撮影風景、監督のこだわりなど映画のメイキングが詳細に掲載されているそうです。
『寄生上流』(韓国映画「パラサイト 半地下の家族」脚本集)は、脚本集ということなので、台本でしょうか?
これは小説に近いかもしれませんね。
『寄生上流』(韓国映画「パラサイト 半地下の家族」絵コンテ集)は、絵コンテ集なので漫画っぽいですね。
『寄生上流』は2種類とも日本語版や英語版はなく、中国語版しか見つけられませんでした。
まとめ
『パラサイト 半地下の家族』面白かった!そもそも「筋」が無茶苦茶面白いんだけど、その筋をどう画に反映させて映画的に語るかという技術!特に階段と水の使い方上手すぎる。それをまた「どうだ上手いだろ」感じゃなくて、さも「作品が命じるまま作ったら自然とこうなりました」って描くんだよね… pic.twitter.com/lZSt5PB6RE
— 楠野一郎(プロペラ犬) (@kusunopropeller) December 27, 2019
韓国映画『パラサイト半地下の家族』に原作があるのか?原作者や原作本・小説について調べてご紹介しました。
韓国映画『パラサイト半地下の家族』は監督のオリジナル作品で、原作はありませんでしたね。
実体験からこんなに面白い映画が作れるなんて、凄いですね!
小説でも読んでみたいなと思いましたが、脚本集も面白そうですね。
日本語版も出版されるといいですね。
『パラサイト韓国映画の原作者は誰?原作本や小説はある?』を最後までご覧いただき、ありがとうございました。